今、中学でも5教科以外の副教科も重要視されるようになり、
当然その中に音楽も入ってきます。
重要視と単純にいうのは間違っているかもしれません。
高校受験におけるウエイトが高くなったと言った方が正しいかもしれません。
音楽は では一体何で点数を決められているのでしょうか。
5教科においては知識と割り切って、いかに覚えたか?理解出来たか?
が試験で試され、後は提出物の如何で点数は如実に表されるでしょう。
それは理系に進みたい。文系に進みたい。
まだどちらとも解らない人間にとって底辺的な常識部分が多いから。
しかし音楽の試験に関して言えば、音楽大学を出た人でも前日に
本を借りて丸暗記しなければいけないような、その本だから載っている問題が
試験の為の問題としか受け取れないようなのも有ります。
又 A先生の問題は毎年同じとかB先生の問題は市販されている問題を使われているとか…
1部の先生のされている事にしても、それを受けている生徒はいるのです。
音楽の試験には、リコーダー・歌の試験等も有ります。
リコーダーに関して言えば、得手不得手は有っても
その子の努力でまかなえる事だと思います。
しかし、歌はどうでしょう。
メロディーは授業で教えても声がいかにすれば出せるのか
授業中に指導はなされているのでしょうか?声変わりの子もいます。
単に恥ずかしくて出せない子もいます。
がんばっても この音域の歌は歌えないという子もいます。
試験にあたって、そういう事を解られて先生は試験をされているのでしょうか?
学校によっては300人前後の生徒を担当されているかもしれません。
だからと言って、それは無理という事は言ってはいけない事です。
なぜなら、生徒はそれで点数を付けられ、
中には「私は音楽苦手」と思い込んでしまう子もいるからです。
学校の音楽に何故点数がいるのでしょう。
中学の音楽の先生にその生徒の高校受験に影響力のある点数を
一任してしまっても良いのでしょうか。
音楽は生活を豊かにする物です。個人的にピアノ・歌・ヴァイオリン・フルート等
習っていて音楽の道に進みたいと思っている人、
ブラスバンド部に入って楽器を本格的に勉強したくなる人、
そういう人たちもいるけれど、5教科のように将来専門に勉強する道がある
と言うだけでなく、これからもずーっと先人生を豊かにする物としてあるのです。
音楽など副教科を重視すると言う意味が取りちがえられているとは思いませんか?