毎月の課題

2022年5月6月  楽譜を作ろう

「きらきら星」「とんぼのめがね」「たなばたさま」「めだかの学校」
「こいのぼり」「ちょうちょ」「チューリップ」「ぶんぶんぶん」
の中から自分が歌える曲を選んでもらい、
その曲を口ずさんでくることを宿題にし、
教室ではト音記号と拍子記号を指定し、五線譜にドレミで書かせます。

チェック項目は「ト音記号の書き方」「拍子記号の書き方」「音が合っているか」
「リズムの確認」「小節線」などのチェックをします。
楽譜をきちんとかけるかの確認のために行います。
毎回ピアノの楽譜を見ているのに、キチンと見れていない生徒が多く、
キチンと物事を把握する大人に育ってほしいので行っています。


2022年4月  言葉のない絵本



上の中から一つ選んで, 感じたことや想像したエピソード・物語・絵を各生徒に書いてもらいます。
シールだけ貼った言葉のない絵本から「何を感じとるか?」感性を磨くためのイベントです。
日常の何気ない事から色んなことを感じることのできる人に育ってほしいという想いから
定期的に行っています。

2022年3月  リズム打ち



2月のバランスボールでリズムはできてしまう生徒が多く、3月は音楽会準備の春休み練習会
(10日程音楽会の曲が出来るまで何回来ても良いよ、ピアノを弾く以外はなし)が入るので
課題を前倒ししました。前月手首が硬い生徒続出だったので、ちょっと変わった形の
ウッドブロックを使って手首を振ってもらいました。(定期的に行っている月の課題です)
また、40番あたりからはウッドブロックは無しで足と手を使ってのリズム打ちに変わります。
1回目は2分、2回目からは1分行います。組み込んでいた音符カード、
わかってるかなぁカード(音符、休符、強弱、速度)、が終了している生徒は200枚カードに挑戦。
1枚引いて解答出来れば裏も言えるです。これに参加出来るのは自然、「知ってることノート」
に既に色々書き込んでいる生徒だけになります。カード系はできる限り他の生徒がいる時にします。
何も言わなくても、頑張ろうに繋がるようです。


2022年2月  体幹を感じる

半円のバランスボールにまず立つことができるか?
次にリズムに合わせてバランスボールの上を歩く。
2拍子・3拍子・4拍子・6拍子とレベルアップさせていきます。
2拍子は交互に足をおいていきますが、
3拍子になると1,2,3の中で1の足を軸足にして2,3は逆の足で踏む(色も指定)
次の1,2,3では前の3の足が軸になるので前の3の色と次の1の色は同じになります。
つまり、初めの1,2,3では右(赤)左(紺)左(黄) 
次の1,2,3では左(黄)右(紺)右(赤)という感じです。

同じところをどう踏むかを考えながら歩くので幼稚園児は3拍子以降はかなり難しく感じますし、
まだ体幹がしっかりしていない子もいるので、そういった子には手でサポートしながら行います。
高校生になると6拍子までスムーズに進む子もいます。
(コロナ対策のために抗菌コートを毎回行っています)




2022年1月 体全体を使う意識

1月は寒いですし、体が硬くなっているだろうで輪投げとお手玉を使って行いました。
1・2週は輪投げ。腕を後ろまで上げて半円を描くようにして輪をほる。
ピアノは背中の肩甲骨も使いますから小学高学年には目的を言って投げてもらいます。
小さい生徒では腕を十分に動かす目的に留まる生徒もいます。右8回、左8回。 お手玉はギュッと掴んでもらってお手玉だけを落とす。するとピアノを弾く手の形になります。
もう1つはお手玉の1か所を摘まんで手首を使ってくるくる回す。
どうしても腕を使いがちになるので手首を柔らかく出来るように軽く握りこぶしを作ってもらって指導します。
出来たと思う生徒には「この円の周りを回して」と言ってできるかどうか試させます。
ピアノを弾くとき練習は当然大切ですが元となる体つくりも大切だと思います。
手首が柔らかいと鍵盤の場所移動もしやすくなります。大きな音を出したい時は肩甲骨周りから体を使います。
使いたい時に使える体つくりを生徒が知らず知らずのうちに身につけられればと思います。
お手玉は以前小豆を入れて作って出来上がいましたが虫がわいたので今は写真に載せているプラスチック系を入れています。サイズは1辺が7×14、重さは240gです。




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