私の子育て3

お母さまで 
「言ってるんですけどしないんです。」 
のようなことを言われる方がいます。 
私は言うことは言っている、親としてとるべき態度はとっている。 
と無意識に自分を正当化されている。 
 
子育ては自分に与えられた課題だと思います。 
自分の子が「しなさい!」「したの?」でするか?しないか? 
は日々の生活の早い段階で分かると思います。 
なら、親の義務としての声がけをするのはやめたほうが良いのでは? 
と思います。 
言って言うことをきかない→ 
イライラしてきつい口調で話す→ 
子供が泣く 
 
体は疲れるし、とことん言わないと収拾がつかなくなり、叱る時間が延びる。 
子供が本当に反省するのはマレ?ではないでしょうか。 
お母さんが怒っている間何もできない。 
泣いたら余計に子供も疲れる。 
 
何もいいことがありません。 
お母さんが自分の子に何かをさせたい場合、 
どうすれば自分の子供は行動するかを考える。 
 
お母さんの枠にはめ過ぎようとしていないか? 
子どもにとって良いと思って動いているか? 
親として「子供にこんなにしています」の自己満足が先に立っていないか? 
 

枠にはめ過ぎると、いざ自立をしてほしい時に 
自分から行動を起こすことをしなくなります。 
お母さんがリラックスできて、穏やかな気分でいられることが 
子どもにとってベストだと思います。 
 
しなければならない→ 
負担を感じるようになる→ 
誰のためにしてると思っているの!と罵声が飛ぶ 
 
互いにどうしたい、どうしよう、お母さんが主導権をとるのでなく、 
協力できる範囲を示してみる。 
怒ってる時間と体力がとっても無駄なものじゃないかなと思います。 
 
生徒達が「先生聞いて!うちのお母さんすぐ怒るよ」と言ったとき 
「お母さんと一緒に生活してて、何したらお母さん怒るか分かるやん。 
あなたが大切や思って注意してること聞かへんかったら 
「モー!」って思うんちゃうん? 
今週はお母さん怒らせへん!に挑戦してみ」 
 
私に訴えてきた生徒の誰からも「実行できた」 
の報告はまだもらえてないけれど・・・ 
 
 
 

年齢を感じさせられた音楽会

息子たちと脳年齢を競ったり、Wiiにトライしたり、 
脳年齢も25歳前後だしバランス年齢も40前後だし 
まだまだ若い・・つもりでいたのに。 
 
100人を超す生徒の指導と、音楽会準備はやはり体にかなり 
きつかった様で前日のリハーサルも去年のように走り回ることが減り、 
自分でも??だったけど、当日、舞台の生徒の足台合わせや 
連弾の譜めくり等に続いて自分の歌。 
 
全然平気のつもりで始まったのに・・曲半ばで貧血状態になり、 
息が困難になり「倒れちゃダメ」と自分に言い聞かせながら 
第3者の私が歌っている。音程が下がってきている。 
そんな意識はあるのに。どうしようも体が言うことを聞かない。 
「もうダメ!倒れる」と思いごめんなさいと顔を覆っている 
自分とそれでも声を出している自分がいる。 
 
今までに経験のしたことのない状況。 
終わる寸前だったので、曲が終わるやお辞儀をして袖に帰る。 
血の気がなく汗だくで・・ 
 
声楽は体が楽器。調整をしなさいと生徒には言って、 
9年ぶりに歌った自分はそれを怠り当然の結果。 
自分への教訓として映像を載せました。 
いい勉強になったけれど、5月10日にある原宿での 
コンサートに果たして望めるのだろうかと不安大で。 
まして2曲、呼吸困難になったら・・ふらふらになったら・・ 
とまるで大学生の頃の試験に臨む心境です。